最近みた映画のなかで一番というほど、みおわって素直に「おもしろかった!」と思える映画だった。
疲れて涙腺が弱くなっていたせいか、帰りの機内でみてて5回くらいは泣きそうになった。
キャストがよかった。主役女優二人の表情を見ているだけでも楽しめる。
キャメロン・ディアスは黄金パターンに近い役柄で、ケイト・ウィンスレットの方はこれまでのイメージと違う役柄だがとてもよかった。泣くシーンなんて、それだけでこちらまで悲しくなった。
以下ネタバレあり。
一番泣けたシーンは、アマンダ(キャメロン・ディアス)が休日の終わりとともにグラハム(ジュード・ロウ)と別れてアメリカに帰ろうとするシーン。
両親の離婚以来泣けなくなったというアマンダが空港へ向かう車の中で涙を流し、それに気がついてグラハムの家に引き返す。しょっちょう泣く、というグラハムはやはり泣いていて…とそれまでの二人の会話がよく活かされていてよいシーンだった。ここでのジュード・ロウの演技もよい。
逆に醒めたシーンはラストの中の本当にラスト。いくら子供がいるとはいえ電車ごっこはないのでは?