幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

人類が消えた世界

人類が消えた世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)すごくおもしろそうに思えたのだが、読むのが苦痛だった。 もっとSFちっくなものを期待してたところが、真面目に実際の事例をもとに人類が消えた後に何が起こるかを予想していくところが物足りなかった。 ただ、それでも人間がこれまで行った環境破壊の話はどれも怖い。 中でも廃棄されたプラスチックはどんどん細かく砕かれていっても分解されず、粉のような状態で自然界に存在し続けて、多くの生物の体内に入っていくというところは読んでいて息苦しくなった。