幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ルパン三世

ルパン三世 Blu-rayコレクターズ・エディションこんなにけなすことになるとわかっているなら観るなよ!、と自分でも思うけど(機内でつい再生してしまって、無性に突っ込みたくなってそのまま観てしまった)。

小栗旬ってここまで演技ヘタだったのか?いや脚本もひどいとは思うけど…、という感想だった。

アニメの主人公なんて常にテンション高くても、アニメなので不自然さが感じられない。それが実写となると難しいのはわかる、しかしクールさを出したかったのかテンションを抑えた演技がやたら出てきて、これがその事情を差し引いてもツライ。とにかく素になってるとしか思えないつぶやきと、無理してルパンらしくチッチとやるところなど、見てるほうが恥ずかしくてやはりツライ。

同じようにやっても浅野忠信では気にならなかったので、やっぱり演技力不足なんだと思った。

次元と五右衛門はそれなりの人がやれば、演技は簡単なので二人共及第点。でも次元は浅野忠信がよかった(年齢を考えたのか)。

銭形はイメージが違った。特に浅野忠信ロング・グッドバイで探偵役をやってた印象が残っていてかっこよすぎる。全体的にもっと俳優の年齢をあげてベテラン勢で占めたほうがよかったのではと思った。

ストーリーもほんとにつまらなかったなぁ…。

チームにハッカーが出てくるが、もし今の世の中でルパンがいるとしたら天才ハッカータイプになるんじゃないかと思えて、複雑な気がした。