幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

タッカー

TUCKER-MAN & HIS DREAMタッカーという車のことはまったく知らなかったので、おもしろかった。 以下、ネタバレあり。 1988年の映画で、日本製品アメリカを席捲していた時代背景を映したラストのタッカーの演説、「もし大企業がアイデアを持つ人間を拒めば進歩の扉は閉ざされ(戦争で)勝ち取ったものも破壊される。(略)ある日我々は訳も分からずどん底にいることに気づく。元敵国のラジオや車を買いながら」という部分は印象的だった。(本当にこう言ったのかわからないけど…) 今現在のMakersブームをみているとこのタッカーの(コッポラの、かもしれないが)言葉に呼応したものにも思えてしまう(クラウドファンディングで夢のような製品を掲げて多額の資金を集めた挙句、宣言した性能と程遠いものしかできず炎上する事例なども) IMDbのtriviaからは、ジョージ・ルーカスフランシス・コッポラがタッカーをそれぞれ2台持っている、というのがへ~となった。