まさに今だからこそ、観ておきたい作品だった。メリル・ストリープにトム・ハンクスが出てて、監督がスピルバーグなのだからもっと話題になっても良かったのでは?と思う。
観てみるとしょうもない映画が、やたらネットで話題になってて不健全な気がする。
ストーリーはほぼ一直線で、登場人物は皆報道の自由の下に結束していて、あまりに綺麗すぎるという感想もあるとは思うが、それでもその一つのポイントへ向かう過程にはぐいぐいと引き込まれた。
繰り返しになるが、スノーデン事件やトランプ大統領の誕生、SNSの普及など環境の変化に対して、報道とはどうあるべきかあらためて考えるための出発点になる作品だと思った。