サラダ記念日とのコラボ的な企画になっていた。
ストーリーは女医の真知子(三田佳子)には釣り合わない身と、結局逃亡してしまういつものパターン。真知子の姪の由紀(三田寛子)に残す言葉が、大学進学に疑問を感じる満男との会話が伏線になったもので、切なくてよかった。
ただ、マドンナ役の三田佳子は、演技がいかにも当時のテレビドラマ的な感じで(三田寛子も)、残念。
由紀が寅さんを想う真知子をけしかけるところなど、当時の時代の雰囲気が感じられた。他は「地上げ」や、小諸へ向かう赤い車とか、真知子の服装のシルエットがやはり懐かしい感じ。