幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ジョゼと虎と魚たち

映画好きの友人二人。一人はよかったと言い、もう一人はムカついたという感想。

僕はどうだったかといえば、ずるいかもしれないけどその両方。

以下、ネタバレあり。

主人公恒夫(妻夫木聡)の無邪気で無責任な正義感ややさしさといったものが、自分にもあってそれを暴かれたような気がしてみていてつらいところもあった。ただ最後の彼の涙が、やはり無邪気で無責任なんだけど、それでもそういったものを持つことだけは肯定しようという気持ちにさせてくれた。

池脇千鶴大阪弁はほんとによかった。

音楽はくるりだった。冒頭の雀荘のシーンでは山本アナウンサーがいた(どうせなら変態のおっちゃん役くらいにはじけてみてほしかった)。