幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ミリオンダラー・ベイビー

ネタバレあり。

 

後半、まったく予想してなかった展開に驚いた。

考えてみればクリント・イーストウッドが監督してるのだから、貧しい境遇から抜け出そうと頑張る女性ボクサーが汚いライバルを打ち倒して栄冠をつかむ、というだけの映画であるはずはなかったのだ。

 

前作ミスティック・リバーと同じく、見終わった後とても重たい気持ちになった。ただ僕はテーマと読める部分についてはコメントできない。やはりわからないことだと思うから。

それよりは、フランキーのマギーへの想いという部分で悪趣味なまでに心揺さぶられる映画なのだと思う。

「モ・クシュラ」の意味を告げる場面は思い出すだけで泣けてしまう。

 

もう一度は、たぶんみれない映画。