今週は月曜から金曜までアメリカ出張だ。
今回は何人かで行くのだが、僕だけ打合せがあって1日早く行くことになった。
車は後から来る人のグループで1台借りることにしたので、サンフランシスコからサンノゼまで電車で行くことにした。上司は「タクシーでいったら?」と言ってたけど到着日には予定がないし、鉄道の旅気分も少し味わってみたかったので。
サンフランシスコとサンノゼの間はカルトレイン(Caltrain)という鉄道が走っているので、これとサンフランシスコ国際空港に乗り入れているBARTとサンノゼ周辺を走っているVTA(これはすでに体験済み)を組み合わせることになる。
問題はそれぞれの接続駅で、僕が持っている古いガイドブックだとBARTとカルトレインは接続駅はなくて途中歩かないといけないとのことだったが、あれこれ調べてたら(タイミングよくNavitimeでNavitime Globalというサービスが12月まで無料で使えるとのことで使ってみたが、まったく使えなかった…)何年か前にBARTが南に伸びてMillbraeという駅でカルトレインに乗り換えられるようになっているらしい(BART車内の路線図では東からのルートでそのままサンノゼまで延長する路線が計画中となっていた)。
カルトレインからVTAへの乗り換えもMountain ViewかSan Jose Diridonのいずれかで乗り換えできるようだった。
思ったよりも簡単そうだったので、せっかくなので空港から一度サンフランシスコ市街へ出て観光をしてから行くことにした。
ただ今回、飛行機でよく寝れてたのが中途半端なところで目が覚めてしまったためか、その後ヘロヘロな状態になってしまった。着陸前にはマシにはなったけど、あまり元気がなかったのでとりあえずサンフランシスコ近代美術館だけ行くことにした。
美術館では好きなAndy Warholの絵も2-3枚もみれたし、知らなかったけどJoseph Cornellという人の作品も小学生の工作チックなのがいっぱいあっておもしろかった。
空港にも出店しているStoreは当然こちらの方が規模も大きく、あれこれみてるとあっという間に時間がすぎた。
これ以上歩き回るのは無理、というところでようやくサンノゼへ向かうことにした。本当はこのあたりで昼飯を食べたかったのだが、とにかく疲れていて早くホテルに行きたい気持ちが勝ったのだった。
カルトレインは車で走っているときに踏み切りで遭遇するだけで貨物列車みたいないかつい車体が印象に残っていたのだが、Millbraeの駅で遭遇したのは大阪モノレールみたいに広告で派手にペインティングされたものだった(先頭車両とかはほんとに大型トラックぽくてやっぱり貨物列車みたいだけど)。
中は2階構造になっていて、しかも2階というよりはロフトみたいに、真ん中の空間は吹き抜けで1列の席がその両側についているというようなものだった。自転車を置ける車両があるのもさすがカリフォルニア?
VTAもそうだったが、カルトレインも改札は用意されておらず、自主的に切符を買うような雰囲気なのだが、カルトレインは検札があった。車内で買う場合はペナルティとして1$余分に払わないといけないらしい。
チケット販売機は以前VTAのは変わってると書いたが、カルトレインはこれと同じで慣れれば同じ感覚で帰る。BARTも基本は似た感じだが、チャージが可能な磁気カードが使えるので少し違う。ただボストンの地下鉄と同じなのでやはりそれを知っていれば戸惑うことはない。
日本のものとかなり違うことは間違いないけど。
ホテルについたらもう外に出る気力がなかったのでピザを頼んだ。が、やはり小さいほうを頼んでもありえない大きさ…。ビールは近くに新たにできたSeven-Elevenで買ったのだが、これもでかい。
半分以上は食べられなかった…。