幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

キング・コング

キング・コングリメイクされるときいたときはネタか?と思ったほどだったが、これはすごかった。 何といっても髑髏島での怖さというか気持ち悪さの描写が普通でない。わかっていても身震いしてしまう気持ち悪さだ。 ときどき首筋を虫が這っている夢に飛び起きることがあるのだが、この映画のせいで悪夢をみてしまいそう。 ただ、髑髏島でおなかいっぱいになってしまったせいか、ニューヨークでの場面は予定通りの進行という感じであっさりしすぎてる。知性を感じさせるコングの表情など主題のはずのところが霞んでしまったほどの髑髏島。 それだけで楽しめたとはいえ映画としてはバランスがよくなかったかもしれない。