同じウディ・アレンのマッチポイント(どちらもイギリス製作3部作)と同様、人間の愚かさ、弱さが淡々と表現されている。
冒頭からラストまで、この兄弟がなぜこのような運命を辿ることになったのか、ということが流れるように描かれていて、さすがウディ・アレンだと思う。
邦題は最悪。「カサンドラ・ドリーム」でええやん…。
以下、ネタバレあり。
自分が犯した罪の重さに押しつぶされてしまう弟、コリン・ファレルがよかった。
ギャンブルや女性にはまって破滅する役人や会社員のニュースも珍しくないし、やはり怖い…。