ジュリア・チャイルドという人のことはまったく知らなかった。日本で言えば小林カツ代あたりだろうか?
ただし作品中にも出てくるが、コメディアンにモノマネされるほどキャラの立つ人というのは思い浮かばないな…(かすかな記憶でそういう人が昔いた気もするのだが、思い出せない)。
このジュリアが書いた本のレシピをすべて作ってみることに挑戦し、これをブログに書いたジュリーの話も実話で、本当にブログも読める(当時のままではないみたいだけど)。
別の時代を過ごしながらも、料理をきっかけに思わぬ方向へ人生が進むという共通点を持つ二人をほのぼのとしたタッチで描いていて、起伏の少ないストーリーだけど楽しめた。
ジュリーを演じたエイミー・アダムスがよかった(今年のアカデミー賞の授賞式でちょうど気になってた女優だった)。
また、ジュリアを演じるメリル・ストリープは確かにウマいのだけど、ちょっとモノマネっぽいかな…。
ジュリアはかなり身長が高かったようで、撮影の仕方やハイヒールなどでメリル・ストリープもでかくなっている。さすがに役者根性の固まりのメリル・ストリープでも役作りで背は伸ばせない(笑)
意外な人というところでは、ジュリアの妹のドロシー(やはりでかい)はGleeのスー役の人だった!