幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

「仁義なきキリスト教史」

仁義なきキリスト教史友人が勧めていた本。 キリスト教の歴史をやくざの抗争になぞらえて描かれた小説のようなもの。 とにかく広島弁がおもしろすぎ、またパウロとルターのキャラクターもおもしろすぎる。 広島弁が関西弁になったら、パウロとルターはそのまま町田康の小説に出てきそうな感じ。 気に入った箇所はパウロが反対勢力に宛てた手紙。現代のメールでだけ強気な人にも通じるような(笑)
「おどれら、わしはおどれらの目の前におると弱気じゃが、離れて手紙となると途端に強気じゃとか言いよるらしいの。おどれらんところ行った時に、わしが強気にならんで済めばええんじゃがのう!わしが手紙でだけ強気じゃ思うとるなよ、おどりゃ。」