幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

男はつらいよ 寅次郎真実一路

証券マン、株の話が出てきて、いよいよバブルに向かう時代(1984年作品)。

失踪する証券会社の課長を演じる米倉斉加年もそうだが(警官役の準レギュラーと思ってたが)、役者の使い回しは多いけど、マドンナまでとは…

ということで、大原麗子がまたもマドンナ役、ただ別人として再登場。昔はあまり気づかなかったけど、前作と同様、影の部分の演技が印象的だった。

寅次郎は今回、最初から最後までクズのままだったか(マドンナには優しいとは言え)。失踪した課長を探しにいくためにとらやの金を持ち出そうとするところなんかは、完全に引いてしまうほど。