IMDbのユーザレビューは炎上レベルになってるけど、今回も僕自身はとても楽しめた。一緒にみた娘もよかった!途中で泣けたとか言ってた。
以下、ネタバレあり。
まず、これはどうなのか?と思ったところから。
ある意味一番の問題シーンと思えたのは、宇宙空間に投げ出されたレイアの帰還シーン。あれは本作中だけでみると何でわざわざあんなシーンにしたのか?と疑問しか残らない。けれどあれだけの能力がレイアにあることが次作への伏線になるのだと信じたい。が、キャリー・フィッシャーの再演が望めない状況でどうなるのか。
最初の爆撃機のエピソードは不要だった気がする。結局全体からみると、それほどのクライマックスでもないのにペイジ・ティコの死を盛り上げ過ぎで、全体の味付けが濃すぎる印象になった(ちょうど先日のベイマックスのところにも書いたけどディズニーらしい、時間の埋め方のようにも感じた)。
反乱軍が超絶ブラック組織にしかみえない。絶対に入りたくないと思った。常に有効な策もなく、ただ逃げ惑い、仲間は次々に倒れていく…。これももちろん次作につながっていく逆境のためなのだろうけど。
あっけないスノークの死は、カイロ・レンとレイが結果的に力を合わせた成果と思えば一応納得できるけど、それにしても隠し球でアウトになったランナー的な間抜けさはどうなのか。刃物を近くに置いてるからには危険予知やろ!と突っ込みたくなる。
ファーストオーダーに執拗に追われて燃料も切れかかっている、絶体絶命の状況でどこかのカジノで別作戦、というのもえー?となった。
こう書いていくと、確かに粗が目立つ映画ではある。
ただ、それでもルーカスのスター・ウォーズだってそんなもんやったやん!と思うし、ルークが到達した力、マペットタイプのヨーダの登場、やはりまっすぐでまさにヒロインというレイなど、ワクワクしながらみれて楽しかった。
後、気になるのは、果たしてランドは出てくるのか?(カジノで出てくるとばかり思ったのだが)
次作はまた2年後なのかな?(ヤング・ハンソロシリーズはみたいようなみたくないような)