今の実家は香川県にある。ここへは僕が大学生のとき、もう15年以上も前に大阪の茨木から引っ越したのだった。
そのときから荷ほどきされず放置されていた段ボール箱を今回あけてみたら、小学生の頃に読んでいた漫画が出てきた。これがいろいろな発見があっておもしろかった。
まず強烈だったのが「ウルトラ兄弟物語」。ウルトラ兄弟がそのままセリフをはいて人間のように行動しているのも何かおかしいというのに、その上に新ウルトラマン(帰って来たウルトラマン)が過去のトラウマ(誤って人質を殺してしまったらしい)から酒びたりの日々をおくっている場面なんかは大爆笑してしまう。
「ウィーッ」って言って顔が真っ赤(?)だ。
嫌なことがあるとこうやって酒びたりになる、ということはすでにこの頃から刷り込まれていたのか…。
「どうせおれはだめなウルトラ族さ!」。
酔っ払ってくだをまくときの定番ともいえるセリフも、やはりこういったところでさりげなく刷り込まれている。
これ以外では「銀河鉄道999」。3冊くらいしか持ってなかったがその中にあった、雪女がラーメンを食べて溶ける話は今だからこそちょっとじーんと来てしまった。
小学生の頃はこの漫画の独特の雰囲気は苦手で、テレビのをみている方が好きだった。これに気がつくには早すぎたということだったのかも。