幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ミスティック・リバー

おもしろかった。途中ちょっとだれたけど、ラストの30分くらいはすごい緊迫感があった。

ただあのラストは解釈に苦しんだ。

 

以下、ネタバレあり(みる前には絶対読まないほうがいい)

 

 

ラスト、ショーン(ケヴィン・ベーコン)から事件の真相を聞かされながら、自分のやったことに気がつくジミー(ショーン・ペン)。そこでのショーン・ペンの演技がほんとに凄かった。リアルなのかどうかは別として少なくとも、ああいう状況だと人はああいう顔をするだろうな、と納得させられる演技だと思う。

 

これがラストで決まった…と思ったら、その後にショーン(ケヴィン・ベーコン)の奥さんの話しがあって、なぜかそこでじわーっときた。うまいラスト!と思ったら、また後が続いて、問題の場面へとつながっった。

 

僕はセレステがジミーを殺すのではないかと思った。が、映画ではその場面は出てこない。何かが起こりそう、という予感だけを匂わせて幕が降りたのだ。

誤解、憎しみ、復讐といったことがずっと続いていくということなのかな。