たまたまみたページで紹介されていた記事。なかなかおもしろかった。
ただ僕がみた限りでは、日本の大企業では能力主義というよりは成果主義なんだと思う(もちろんこれと別枠の血縁などはあるけど)。
成果こそが重要で、その成果をどうやって上げたのか、また成果をあげた方法がその人が幹部になったときに有効なものなのかということを問わないのが成果主義。
運も実力のうちと言うものの、やはりなんでこんな人がこんなところにいるのか?と疑問に思う幹部級の人は前の会社にもいた。きっと凄い成果を上げたのだろうが、そのことに対する報酬と会社の経営を任せることとは別にしておくべきだと僕は思う。
企業の中での保身に汲々とする人がその企業の将来を考える余裕なんてないだろうから、能力があるのなら世襲経営・ワンマンカリスマ経営なんていうのも全然かまわないと思う。悲しいことにそういった権力の増大が腐敗を招いてしまう人間の弱さがあるから、結局はバランスが大事という結論になってしまうのだが。