幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

未熟…

おとといの夜は、驚きの再会を果たした先生と先輩と飲みにいった。

もう一人同じ講座出身で先生や先輩といっしょに仕事をしているという先輩(やはり初対面)も来てたのだが、実は僕の今の会社と仕事をしていることもわかった。世の中ほんとに狭い。

十三の海鮮料理の店で、おいしかった。

その後卒論で僕が直接指導を受けた、今は退官している先生を呼んでみようということになって、「突然来るか~?」と思ってたら本当に来て(いつもとてもノリがいいらしい)、リクルーターで訪問して以来10年ぶりくらいの再会ができた!

みんな夜を徹して飲む気十分だったが、僕は次の日いろいろとあるので終電で帰ることに。

ところがここからさまざまな試練が…。

最初は十三から梅田に向かう電車。梅田行きの電車は本数が多いためかいちいち表示されてないが、梅田行きのホームは2つあってどちらから出るのかわからない。違うホームに梅田行きが入ってきたのをみてあわてて階段を降りて行ったが(階段降りたらホームに出るまで長い道になっていた…)乗れず、そのうち本当に終電に間に合うための電車がさっきまでいたホームにやってきて、またあわてて戻って何とか乗れた。

ホームを右往左往するマヌケな姿は誰にもみられたくないと思う。

次は梅田駅で改札を出ようとしたらICOCAのチャージ金額が足りない!チャージしようと精算機にカードを入れたら「カードを確認ください」とつき返される。何度かやってダメだったので駅員のいる窓口にいったら「こんな(とジェスチャで示す)形のやつに入れないとダメ」とモグラっぽい駅員に言われた。

そういう形のカードを挿す機械があるのだと、また探したけどさっきと同じ機械しかみあたらず、またそれに挿したらやはりつき返される。イライラムキーっときてカードが出てきたところをすかさず押してみたらカードが詰まった…。

呼び出しボタンを押したら横の窓が開いてさっきのモグラ駅員が出てきた(これは爆笑しそうになったけど)。

実は、その機械にはICカードを挿すところが二つあって、ICOCAモグラ駅員がいう「こんな形」の方に挿さないといけなかったのだ。けどそんなことは酔っ払いにはわかりません…(この二つの出来事で阪急が少し嫌いになった)

とかやっているうちにJRの乗り換えに間に合わず、終電を乗り過ごしてしまった。

しょうがないので天王寺で泊まることにした。

次の日の夕方に東京に出張に向かわないといけないのでなければ、そのまま会社に行けばよかっただろうし、会社に特に用事がなければ休みにしてもよかった。

けど次の日はびっしり会社で予定があって、夕方から東京出張だったので始発で家に戻って荷物をとってすぐに会社に行った。あまりにアホだ。

東京へ向かうのに荷物も多かったので会社から駅までバスに乗った。いい感じの時間にバスがきて乗ろうとしている電車に間に合いそうだとほっとしてたら、途中のバス停でのってきたおばちゃんのバスカードが全然通らない(エラーになる)。何度も何度も入れて運転手までいっしょになって「なんでやろう」とやりはじめてしまった。

裏面に印字されていく乗車履歴がいっぱいだと言ってたけど、定額カードでそんなことが起こりえるのか?。ようやくバスが発車したが、ほんとにギリギリだった。Express予約なので変更してもいいとはいえ、やはりイラっときてしまった。

電車の中で、若い女性二人が例のジェットコースター事故のことを話していた。

「あのジェットコースターには乗ったこともあるし、すごい親近感を感じるわ~」

本人たちはもちろん真面目に、他人事とは思えないという話をしているのだが、親近感というのは絶対違うと思った。

東京についてからの電車の中ではやたらでかい声で大学生風の男3人組が好みのタイプについてあれこれ話していて、ストライクゾーンがどうとかいってた。そのうち一人が「メジャーリーグのストライクゾーンでリトルリーグのストライクゾーンを…」とか言い出したが、ゾーンの広さ以外に違うことが多すぎて「その例えはもうよくわからない!」と突っ込みたくなった。

22時ごろ宿について、ようやく長い2日が終わるような気がした。