幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

モートン・D・デービス「ゲームの理論入門」

読み終えぬまま本が黄ばみはじめていた。5年ほど前に買ったものの2人ゼロ和ゲームのところで満足して、そのままほってあった。長い通勤時間を利用してやっと読み終えた。

少し前に読んだ「心の仕組み」にもゲーム理論は何度か引用されていて、一方でこのゲーム理論でも人間が何を元に行動するかが理論の中に組み込まれていておもしろい。
とはいえ「心の仕組み」のところでも書いたけど、「すべての人間が自分の最大の利益を求めて行動した結果がこの世なのだ(たとえ人のために何かをしたとしてもそれは後々のことを考えてしているのだ)」、というのは説得力はあるけど認めるのはしんどい。