幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

「トータル・リコール ディック短篇傑作選」

トータル・リコール ディック短篇傑作選短篇集だが、特におもしろかったのは「マイノリティ・レポート」。 映画はみたけど、あまり印象に残っていなかったのだが、原作はこんなにおもしろかったとは。 謎解きとSF要素がうまくあわさってて楽しい。 「トータル・リコール」は映画は好きだったので、逆に原作はこれなのか?とちょっとビックリ。 でもこの原作の意外な結末も好きだ。 他にも「地球防衛軍」(「最後から二番目の真実」も読まないと…)、「世界をわが手に」(シムアース!)、「ミスター・スターシップ」(解説では失敗作という評価だが、映画にしたらおもしろそうに思う)、「Null-O」(非Oという訳はどうなのか…、ありがちな仕掛けではあるけど好きな設定)、「吊るされたよそ者」(怖い!)など楽しめた。