小学校の頃テレビでみた「あ・うん」は、テレビドラマがおもしろいと思うきっかけになった作品だったと記憶している。
父親役は笠智衆だったかなと思ってたら、今調べたら志村喬だったとは!
本も一度読んでみたいと思いながらなかなか機会がなったところ、kindleストアでセール対象になっているのを見つけた。
やはりこの人の家族の描き方の細かさは独特な気がした(家族ドラマが多かった当時の傾向なのかもしれないが)。またモデルがあるのか、同じような関係性の父親がよく出てくる。
前半、悲しくて泣きそうな話が多くて読んでて落ち込んだが、後半にかけて明るい話も出てきて、最後の「春が来た」も安心して読める展開だったのだが…。
また他の作品も読んでみたいと思ったが、落ち込んでいるときはやめとこう。