ダニエル・クレイグの007は一通りみたが、それ以前のものはあまり興味がなかった。
本作も同じくなのだが、先日の出張で機内でみた「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」がとてもよく(ただ予備知識ゼロで観てその期待を大いに裏切られた点でやられた感じなので、もう一度みてみないと)、主演のミシェル・ヨーの他の作品がみたくて観たのだった。
それだけしか期待してなかったが、いろいろと驚くことがあった。
まず本作は1997年の作品なのだが、「新聞」を「SNS」とかに変えてしまうと、ほぼ今の作品としても使えるプロットだし(もちろん単純化しすぎてるところはあるけど、そこは今も同じなので)、アクションシーンもその後の007シリーズやミッション・インポッシブルシリーズでリメイクされたかようなものも多い。
悪役が何かメディア王とスティーブ・ジョブズを合体させたような、だったのが…。
ミシェル・ヨーのアクションは、今の技術だったらもっと凄くみせられるのだろうな、とは思った。