シーズン1に引き続いて、やはりアートワークが良かった。ストーリーも他のMCU作品に比べて、あのロキをメインにした作品でこうなるのか?という意外性もあって、楽しめた。
以下、ネタバレあり
ロキが求めているものが友だちだったことに気づき、皆を守ることが大いなる目的だという想いに至る過程が、シーズン1からの積み重ねできれいに描かれていた。
Owen Wilsonがメビウスを演じていることも大きかった。ロキとのひょうひょうとしたやりとりはおもしろかったし、そこから徐々に友情のようなものが芽生えていくのも感じられてラストへの展開が自然だった。
あとはやはりシルヴィの行動はいろいろと味がある。マクドナルドで働いているところは最高。
本筋じゃないけど、シーズン2のエピソード5でシルヴィがレコード店で聴く曲、Grateful Deadあたりと思って調べたら、なんとVelvet Undergroundだった!4枚目のアルバム"Loaded"からの"Oh! Sweet Nuthin'"。自分はヴェルベットは3枚目までしか聴いてなかった。だいたいボーカルがルー・リードじゃないし…(このアルバム制作後脱退)。でも、とても良い曲だったので、あらためてこのアルバムも聴いてみる。