幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

スターダスト

デヴィッド・ボウイの遺族が許可しなかったためデヴィッド・ボウイの曲は全く使われていない。またmostlyで事実に基づくと書かれているが、誰が語ったものなのかがはっきりせず、距離を置かざるを得ない作品。

デヴィッド・ボウイアメリカ進出に苦労している頃の話で、アメリカでボウイの売り出しに協力する担当者とのロードムービー的な展開で、さらに自己中と言われながら方向性の定まらないボウイの成長物語的なものも描かれていて、相当に違和感がある。

これが信頼できる話だと思えば、それも含めて楽しめるのだが、それがわからないと、単に都合よく映画に当てはめたもの、あるいは誰かの主観的な思い出にすぎないもの、なのでは?と思ってしまう。