幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2010-01-01から1年間の記事一覧

The Beatles In Mono

amazonで輸入盤がかなり安くなってたので思わず買ってしまった。今はなぜか国内盤より高くなってるけど。 Beatlesといえば、中学から高校にかけてよく聴いててLP買ったり、レンタルレコード(古っ!)やFMエアチェック(古っ!)とかで全部のアルバムはテー…

インスタント沼

ユルくて変な主人公にさらに変人がいっしょになって小ネタをちりばめて笑かせて、最後はファンタジー。 「亀は意外と速く泳ぐ」とパターンがあまりにも同じだったけど、こういうのは好きなので楽しめた。 イントロはすごくよかったし、温水の小ネタも好き。 …

10万年の世界経済史

すごく恥ずかしい言い方だけど、最近読んだ本の中でこれほど知的刺激を感じた本はなかった。 どうしても専門分野の本にしても、ビジネス関連の本にしてもどこか実用本位のものを手にとってしまうことが多いというのもあるけど。 産業革命がなぜあの時期にあ…

Jimi Hendrix "Valleys of Neptune"

期待が大きすぎたか、今ひとつありがたみはわからなかった。もちろん普通にJimi Hendrixの曲として楽しめるのは間違いないのだけど。 未発表曲という点ではやっぱりBox Setが聴いてて一番ワクワクしたな。

スラムドッグ$ミリオネア

なんとなくシティ・オブ・ゴッドを思い出した。 インドの貧困の悲惨さを描きながらも、それだけではなくこの先どうなるのだろう?と思わせる展開でひっぱって映画としても成り立っていた。 結構原作と話が違うらしいのだが、原作はどんな感じなのだろうか?

ATTRACTIONS! KONISHI YASUHARU Remixes 1996-2010

最近の愛聴盤。 もっとイロモノ的なものを想像してたのだが、とても真面目な内容だった。 小西康陽自らが書いているライナーで語る原曲への愛が感じられるし、ネット上にあふれるMADの前に過去のものとなろうとしているリミックスへの葬式と言ってみせるとこ…

アイアンマン

ロバート・ダウニー・Jrといえば、クスリやってアリーmyラブを降板した人、ということがまず頭に浮かぶ。 また、前にアメリカから来たエンジニアで映画にこだわりありそうな人が、最近みたおもしろい映画として挙げていた映画。 と、いろいろと先入観がある…

チェンジリング

最初の方でイジイジとした話なのでは?と思っていたら一気に引き込まれた。途中でクリント・イーストウッドの作品だったと思い出して、納得した。 今までもクリント・イーストウッドの監督作品は間違いないと思ってきたけど、今回のは本当にトドメをさされた…

嫌われ松子の一生

最初の修学旅行の話がアホらしくて、途中でみるのをやめようとも思った。 けど、荒川良々の話あたりから泣けて仕方なかった。 ミュージカル仕立てだったこともあり、場面場面でそういう風に作られたものにまんまとハマって泣いてるだけ、という気分もあって…

浜田真理子「うたかた」

冒頭(1)「この恋をすてたら」でいきなり、悲しさを通り過ぎた清々しさみたいなところに放り出される。 その後もそういう曲がラストの「わたしたちのうた」まで続く。 平易な言葉しか使ってないし、内容もややもすると陳腐になりかねないものも多いのに、そう…

Flying Lotus "LA/CD"

"Los Angeles"はよく聴いた。これも路線としては同じで、変な音とかたくさん入ってて気に入った。 (5)(9)"Robertaflack"あたりが好きなトラック。 この人、ジョン・コルトレーンの甥だというのははじめて知った。

時をかける少女

家族で観た。 なんで今さらのアニメ化なんだろう?と思ってたら、原作のあとの話だったとは。 ストーリー的に無理なところもあるけど、全体的に完成度は高くて意外と引き込まれた。

間宮兄弟

録画してからみるまでかなり時間があいてしまってたので、そもそもなんで録画したのかすら忘れてた。エンドロールで森田芳光監督作品だったことに気がついた。 あとから思うと妄想シーンなんかはそれっぽかったかな、という程度で普通の映画だった。 話はど…

日本「半導体」敗戦

日本のメーカーのダメなところというのは、僕なりにも意見はある。けど、ここで書いてるような「何も考えていない」というレベルのダメさというのはありえない。 中の人はトップも含めてみんないろんなことを考えてる。むしろ考えすぎて各論として多くの選択…

相対性理論「ハイファイ新書」

試聴して、これは!となって買う→聴いてみて、あれ?こんなに軽かったっけ?となる→もう一度聴いて、やっぱりいい!→もう一度聴いてあれ?、と最初は聴く度に違う印象だった。 けど、どっかからずっと病みつきになってしまった。 軽くてキャッチーだけど、ギ…

ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュTVショー

なるほど、こういう番組があったのもカントリーの影響を受けたミュージシャンが多い理由の一つか。ただブックレットにニック・ケイヴもそうだと書いてあったけど、オーストラリアでも放送されてたのだろうか? ボブ・ディランやデレク・アンド・ザ・ドミノス…

2009年映画ベスト5

振り返ってみると結構好きな映画が見つかった年だった。 1.アイム・ノット・ゼア あるアーティストの人生を、一つだけの価値観で描くのは難しい。この映画はそこに挑戦しているところがすごいと思う。このやり方のマイケル・ジャクソンの映画もみたい、と書…

2009年ベストアルバム

遅くなったけど、昨年のベスト5。 これまでとは違う方向の音楽で出会いがあった年だった。 1.Christian Prommer's Drumlesson "Drum Lesson Vol.1" よく聴いた。歌がなくともテンションの高い演奏がよかった。 2.Mocky "SASKAMODIE" (3)"Birds Of A Feather"…