幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

熱戦

NHKBS1でスワローズ-ホークスの試合を放送していた。

先発が石井一久(昔の豪腕ぶりがみられないのは寂しいけれど)、解説が広澤だったこともあって最初からずーっとみてた。

3点リードされながら2点返したところから俄然おもしろくなってきてテレビから離れられなくなった。

スワローズが9回に追いつき延長に入り、結局日付が変わるまで続いて(やっぱりここまで中継してくれるのはNHKしかない!)スワローズは負けてしまったが、おもしろい試合だった。

特に古田監督がいよいよ自分を代打に出すか?というシチュエーションが迫ったところで盛り上がった。その回の守りで代打の準備にベンチから消え、攻撃の時にはヘルメットまでかぶってたから出る気だったのだろうが、ランナーが出たので城石のバントに切り替えてしまった。

何度も古田が出たほうが…という場面はあったと思うのだが(広澤はしきりに三木のところで出るだろうと言ってた)、難しいものがあったろうなと思う。

自分は監督としてチームに貢献することができるが、試合に出ることでしか貢献できない選手のことを考えると彼らの機会を奪うというのはよほどのことでないとできないのだろうと思う。

今シーズンの古田の成績は悪いとはいえ、あれだけ現役にこだわった選手なのだから自分に自信を持ってないはずはない。それだけに出ないという選択は相当悩ましかったと思う。同時にそういう部分にはとても共感できた。ただやはり出てほしかった。

プレイングマネージャであろうが選手としては同じ土俵で競争しているのだから、自分が上と思えば遠慮せず出るべきだ(某番組でそう語っていたのだし)。

もちろん古田監督の真意はわからないのだが…。