幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

Vフォー・ヴェンデッタ

Vフォー・ヴェンデッタ 特別版原作はどうなのか知らないが、アメリカ(ブッシュ)をはじめとする911以降の世界に対する強い批判が感じられた。 エンディングのアジア風(インド系だけど)の曲もその意図があるのだろう。 演出はよくて、Vと過去の惨事の真相を追う過程やラストなどそれぞれ楽しめたのだが、みおわった後もう一度みたいと思うほどではなかった。 以下ネタバレあり。 ラストで群集がいっせいに軍の警備網を越えていくところは、もっと感動できてもよいはずなのだが、どこか醒めた気分でみてしまった。 ありがちな場面だったからか、今の世の中にそういう希望が感じられない気がしたからか…。