幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

男はつらいよ 寅次郎の告白

1991年作品、第44作ということで残り6本。

なぜ吉田日出子?というのがよくわからなかった。昔は別として今は寅次郎にとってそこまでの魅力はなかった、という描かれ方で、すごい後味が悪かった。

満男と泉については青臭い話で、満男も寅さんのことがよくわかるようになって…といい感じの見せ場は作っているので、もう少し寅さんのストーリーも丁寧にやって欲しかった。

ただ、この時渥美清はガンが見つかっていて、以降の撮影は厳しかったらしく、そういう事情もあったのかも。もう恋愛全開の寅さんは見れないのだろうか…。