幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

映画「ブラックベリー」

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日本公開予定はないみたいだけど(UK出張の機内でみた)、日本ではBlackberryはほとんど普及しなかったから仕方ないかも。

今でもよく覚えているが2005-6年頃に協業先のアメリカ企業を訪ねると、幹部は会議中でもBlackberryをプチプチと触っていた(この映画でもそれが問題視されているという場面が出てくる)。ただそれはまもなくiPhoneにとって代わられていた。

マーケティングや企業戦略的にもBlackberryは教科書的な事例だと思っていたけど、この映画をみて、それ以外の要素もあれこれあったのだと知った。まさに驕れるものは久しからず。

映画自体はカメラワークが手持ちカメラっぽく、ドキュメンタリー風な演出を狙ったものだろうと思うけど、"The Office"みたいにも見えてシリアスに感じられない時もあった。

キャストは超野心家のJimを演じたGlenn Howertonがよかった。また典型的な技術オタクのMikeの変わりっぷりと、ラストで黙々とリワークし続ける姿も印象的。