幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

男はつらいよ 知床慕情

1987年作品。三船敏郎がこのシリーズに出ていたとは意外。その恋愛エピソードの印象が残る。

マドンナとして2回目登場の竹下景子は、前回と比べると知床を捨てて東京に出たという設定もあってか、いかにも80年代風の髪型。

前回は寅さんが身を引く場面が切なかったのだが、今回は顔も合わせず逃亡するというのが物足りない。

寅さんは相変わらず外では本当に良い人間なのだが、とらやでの振る舞いはクズすぎる。そんな寅さんへの満男の説教?がよかった。