スター・トレックでなければ、これはこれで面白かったとは思うが…。
やはりピカード始めTNGのキャストが再集結するからには、もっとストーリーとしてもすごいと思わせるものを作って欲しかった。
以下、ネタバレあり。
そもそも音楽がGALACTICAっぽいのがすごく気になっていたが、ストーリーまでまんまGALACTICAだった。
- 脅威でなくなったと思っていた敵が進化して戻ってくる
- 進化して、普通の人間（本作では誰かになりすます）と見分けがつかなくなって、そこらじゅうに潜んでいる
- 敵は油断していた惑星連邦に対して以前から準備を進めてきて、最新鋭のネットワーク化された艦隊を無力化してしまう（本作ではさらに敵側になる）が、旧型であるかつての主人公たちが乗っていた船が唯一この危機に立ち向かう
とにかくエンタープライズDにTNGクルーを乗せるというゴールありきな、無理矢理な展開なので仕方ないとはいえ、気に入らない点としては、それ以外の登場人物の扱いが雑すぎるところ。
ガイナン（ウーピー・ゴールドバーグ）もラストに出てくるべきだったと思うし（前のシーズン2には出てたので、何か事情があったのだろうか）、それ以外の脇役たちもカメオ的に出てきてすぐ死ぬとかじゃなく、ちゃんと活躍して欲しかった。たとえば出てこなかったけどオブライエンとかバークレーとかも（笑）
結局最後は親子の和解で世界が救われる、というエブエブみたいな展開だったが、よくあるストーリーかも。そして最後の最後にQは出てきた！
文句言いながらも、やっぱり観てしまうので、製作者の狙い通りなのだろうけど…。
