幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2020-01-01から1年間の記事一覧

12人の優しい日本人

オリジナル?があるからこそ成り立つ作品。 これだけで閉じてみると、前半のうだうだとした展開にイライラしてしまう。 ただ、オリジナルの人物構成、思いこみ・決めつけに異議を唱える人と、自身の人生を被告に投影して最後まで思いこみを捨てようとしない…

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋

前回からの寅さんの幸薄い女性へのダメな態度…。身を引くとかいう、かっこいい話じゃなくて、みているこちらが完全に引いてしまう。 いしだあゆみは前作の音無美紀子よりも断然幸薄さが出ていて、印象的だった。 そしてかがりの家の丹後(伊根町)の風景はギ…

男はつらいよ 寅次郎紙風船

これも結構好きな作品になった。 寅次郎の同業の兄貴分の常三郎から、自分が亡くなったら妻の光枝(音無美紀子)と結婚して欲しいと約束させられる寅次郎。 常三郎が亡くなった後、所帯を持つと言い出して就活を始めるなど、結婚する気満々なようだったが、…

戦略プロフェッショナル[増補改訂版]

予想してなかった異動で、9月から立場も事業内容も未経験の仕事をすることになった。 もちろん、この状況を楽しんではいるけど、やはりいろいろと難しいことはあって、そんな時にはこういう本を読んで心を熱くする。 とにかくいろいろと参考になる本。

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎

歳が…というところで語るのも憚られるけど、「18歳」シリーズの再放送を高校か大学の頃みて、意地悪な敵役の松坂慶子にやられたこともあり、かなり贔屓目な感想になってしまう。 このシリーズのマイベスト3には入るのでは、というくらいよかった。 松坂慶子…

テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく

tv.apple.com シーズン1が終わった。この手のコメディのパターンを踏襲した作品ではあるが、このテッド・ラッソの恐るべき人間力! 以下、ネタバレあり。 レベッカに毎朝届けるクッキーが、実はテッドが作っていたものとわかったあたりから(レシピを推測し…

ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ

「V字回復の経営」は10年前に読んで、心に火をつけられた。 シリーズ本があることは知っていたが、その「戦略プロフェッショナル」の増補改訂版が本書である。 ちょうど仕事が大きく変わって再び現場に挑むことになり、どうしていこうかと思っていたところだ…

男はつらいよ 寅次郎かもめ歌

今回はいつものマドンナのような関係ではなく、寅さんはすみれ(伊藤蘭)の父親ポジション。 なのでいつものような見所がないのが物足りない。それでもすみれに幸せになれと言いながら去っていく寅次郎は渋かった。 1980年の作品だが、伊藤蘭がアルバイトす…

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

リリーが出てくるので、いつものパターンじゃない。 寅さんのクソっぷりにイラッとさせられつつ、最後はマドンナの幸せを思って身を引く寅さんに同情してしまう、という展開がいつものパターン。 だが今回はリリーが幸せになる結末でもなく、リリーに同情し…

男はつらいよ 寅次郎春の夢

アメリカの寅さん、マイケルがマドンナか?というほど話の中心に座ってて、マドンナ(香川京子)はとにかく地味。娘の林寛子の方が目立ってた。 いつものパターン以上に、マイケルのマドンナ?がさくらだという展開が新鮮で、おもしろかった。

男はつらいよ 翔んでる寅次郎

桃井かおりが、桃井かおりのままにこの作品に溶け込んでいるのが面白かった。失恋した寅さんに仲人を頼むとか残酷で、その時のとらやの面々の表情も合わせて切ない場面だった。 布施明の歌からの展開は泣けた。

男はつらいよ 噂の寅次郎

久しぶりに面白かった。マドンナは大原麗子。登場したところから訳あり感を漂わせ、離婚の傷心、それがとらやで癒されていくところ、寅次郎への態度、それぞれの演技がよかった。 他にも志村喬が久しぶりに登場して全体的に重みを出し、泉ピン子はラストをほ…

「思想としての〈新型コロナウイルス禍〉」

COVID-19によって世の中が変わるとしたら、どうなるのか、ということは仕事の上でも、自分の生活の上でも気になるところ。 ただ、ビジネス系メディアで読める実用的なものには飽きてしまったので、もう少し知的好奇心(笑)を刺激したくて違うものを読んでみ…

男はつらいよ 寅次郎わが道を行く

自分の道(芸)か、結婚かで悩むマドンナ、木の実ナナが何か違う感じがしたのが惜しい。ステージを絡めて感動的な展開になっていたけどあまり入り込めず。 武田鉄矢も浮いてたかな…。

捜索者

ストーリーの展開もあって、マーティンがとにかくいい奴なのが良いとは思うのだが…。 「百万ドルの血斗」と同じで、やはり今みると価値観とかがかなり違ってていろいろと引っかかる。

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!

とらやが爆発!という予告はどうせ夢だろうと思ったら、本当に爆発してて驚いた。あんなもんでは済まないだろう、というほど派手に。 とにかくマドンナの印象が薄すぎて、ほぼ大竹しのぶの映画という感じ。中村雅俊は役柄のせいなのか、演技はひたすら薄い気…

スパイ・ゲーム

最後までハラハラさせる展開で面白かった。 以下、ネタバレあり。 ロバート・レッドフォード演じるミュアーが尋問される立場でありながらも老練な手腕を発揮しながらかつての部下、ブラッド・ピット演じるビショップを中国での処刑から救おうとする。 最後に…

ダークタワー

原作には結構ハマったが、映画になっていたとは知らなかった。しかもあんなに長い原作なのに2時間もないとか…? ひょっとして連作として作られるのかも、と思いながら観たが、予想外に本作で完結した(笑) 要するに、ダーク・タワーの設定を使ったアクショ…

ハーフ・ア・チャンス

年老いたアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドの共演を楽しむ作品。 最初の怖い感じから一転、敵がいろいろとヌルすぎて、コメディタッチでほぼ安心して観ていられる展開に。ヴァネッサ・パラディを加えたこの3人が楽しそうなのがよかった。 吹替版を…

ラビリンス 魔王の迷宮

1986年の映画で、確かに話題になってたなぁと微かな記憶しかなかったが、デヴィッド・ボウイが出てるというので。 嬉しい発見は、これがジム・ヘンソンの作品だったこと! ストーリーはあるような、ないような感じだが、ジム・ヘンソンのマペットワールドが…

男はつらいよ 寅次郎と殿様

マドンナは真野響子。若い頃の作品を観たことなかったので新鮮だった。 冒頭の鯉のぼりのシーンでのいつものクソっぷりが面白かった以外はあまり見所はなかったか。

スペースボール

全く期待せずに観て、確かにくだらない作品だけど、所々で想像を超えるセンスが炸裂していて思った以上に楽しめた(笑) ジョージ・ルーカスがこの作品を気に入って、ILMに手伝わせた、という、ジョージ・ルーカスのユルさがまず笑える。 エイリアンや猿の惑…

男はつらいよ 寅次郎純情詩集

前半の寅さんのクソっぷりと、後半の切ない展開に、あまり笑えない作品となった。 マドンナは京マチ子と檀ふみ。浦辺粂子が出てた。

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

マドンナは太地喜和子。宇野重吉と寺尾聡が親子共演していたり、前作でどこかの寺の住職役で出てた大滝秀治が古書店の店主で出てたり。 普通のいい話的なストーリーでやや物足りない。

スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム

相変わらずクラブのメンバーが楽しい。ネッドや先生(妻がサノスの指パッチンで消えたフリをしていた…)とかシットコムのノリで笑えた。 以下、ネタバレあり。 MCUではエンドゲームの後の作品だし、箸休め的な作品かと思っていると、別の地球から来たという…

「ソラリス」

映画は、原作とはかなり違うことがよくわかった。あの衝撃的なラストが原作にないことが一番意外だった。 原作は、ソラリスという人類の想像を遥かに超えた存在に対して人類がどのように対峙したのかが、ソラリス学という分野の科学史を中心にSFらしい想像力…

グラン・プリ

F1レースを舞台とした群像劇。 レースシーンの迫力(本当によく撮れていて、一方で無駄に長い、気持ちはわかるけど…)と事故などの劇的な展開に比べて、それぞれのドライバーのドラマは意外と地味。 そのコントラストも含めて、味わいのある作品だった。 三…

Beat Saber

www.oculus.com COVID-19の影響で、ジムに行けなくなって重宝しているのが、Oculus Quest。 Beat Saberは最初Normalレベルでやっていた時はあまり運動になる気がしなかったのだが、慣れてきてExpertでプレイするようになると、かなり運動になる。 曲で特に気…

男はつらいよ 葛飾立志篇

ということで、毎週寅さんを観ることになったが、毎週見るのはやっぱり辛いかも…という作品だったか。 それでもルーティンの失恋からの展開は、やはりおもしろいし切ない。 桜田淳子のエピソードはすごくよい話で、桜田淳子が再登場する作品があってもよかっ…

近況など

近況報告的なものを一時期Facebookに書いていたこともあったけど、Facebookと距離を置くようになってから、そういうことをどこにも書いていないことに気がついた。 何年か経ってあの頃はどうだったかを思い出すためにも、特にこんな状況なので、書いてみる。…