幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2020-01-01から1年間の記事一覧

レディ・プレイヤー1

テレビで観た。すごくよくできた作品で、楽しかった。 いろいろとニヤリとさせられるネタが出てくるのだが、全部追いかける気力が…。 とりあえず、「シャイニング」がスティーブン・キングがこの映画を気に入らなかったという話も合わせて、キーとなる作品に…

男はつらいよ 寅次郎相合い傘

以前は13作目で挫折したが、先週(最近BSで毎週やっている)14作目を途中から観て、確かに同じパターンだけど、またそれが面白いと思えたので、また観てみようかと(笑) 最後、リリーが寅と結婚してもいいと言った、と寅がさくらから伝えられるところからが…

「三体II 黒暗森林」

前作を読んでから待ち遠しくて仕方なかった。前作は世界観もわからず、どういう展開になるのか予想がつかないまま著者の筆力にどんどん引き込まれていく感じだった。今回は展開も予想がつくけど、その通りだと面白くないな…と少し心配もあったのだが、それを…

新・夕陽のガンマン/復讐の旅

リー・ヴァン・クリーフが出ている、ということ以外に見所はなかった。あまりに行き当たりばったりな展開で、最後は七人の侍のような場面も…。

Mac mini

家族共有パソコンとして10年近く使ったiMac (2009)、BootCampでWindows7を使っていたのだが下の娘が大学でWindowsアプリを使わないといけない授業があるようで(普段は僕のお下がりのMacBook Airを使っている)、Windows7を使い続けるのもそろそろ厳しい。 W…

スーサイド・スクワッド

映像は派手で、ウィル・スミス演じるデッドショットや、マーゴット・ロビー(アイ,トーニャでの演技もよかった)演じるハーレイ・クインなど、魅力あるキャラクターも出てくる。 ただ、肝心の話が薄っぺらい。この二人の内面を描けていればもう少し深い作品…

真昼の用心棒

マカロニ・ウエスタンの邦題にいちいち突っ込むものではないけど、全く用心棒は関係ないことはメモとして書いておく。 以下、ネタバレあり。 基本は勧善懲悪的なストーリーだけど、余分な感じで敵と思っていた奴が父親と兄弟だった、みたいな取ってつけたよ…

オズの魔法使い

これが1939年の作品ということが一番の驚き。特殊効果(合成)とぬいぐるみ?も凝っていて、60年代くらいの映画だと言われても信じてしまうくらいのクオリティ。

ベン・ホロウィッツ ”WHO YOU ARE"

HARD THINGSほどの感動はなかったけど、望ましい企業文化を作ることはやはり重要だし、それでいて本当に難しい。 本書ではトゥーサン・ルーベルチュール、シャカ・サンゴール、武士道やチンギス・ハンといった例を中心にいかにして文化を作り上げるかについ…

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

マン・オブ・スティールが微妙だったので続編を観るか迷った。 何より、スーパーマンだったらバットマンなんて瞬殺やろうと思って面白そうに思えなかった。 以下、ネタバレあり。 が、前作に比べてストーリーは複雑になったし、そのピースを使ってバットマン…

マンハッタン無宿

ほんとに面白くなくて驚いた…。クリント・イーストウッドが出てなかったら観なかったとは思うけど、それにしてもつまらない。 何がしたかった、というか、観客がどこを面白いと思うと想定して作ったのか、すごい疑問。

マン・オブ・スティール

もともと、スーパーマンはビジュアルからしてあまり好きでなかったのだが、クリストファー・ノーランプロデュース作品で暗い(そらそうだろう)というレビューが気になって観た。 エイミー・アダムスはよかった、スーパーマンの育ての母がダイアン・レインと…

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

ここまで来たので、やはり本作もBlu-rayを購入した。あらためて見直したが、映画をみた直後にも書いたとおりの感想で、自分でもビックリするくらいさらに盛り上がらなかった。 アベンジャーズのエンドゲームもBlu-rayを購入したが(笑)、こちらは何回観てもす…

「Xの悲劇」

シャーロック・ホームズは子供の頃からかなり読んだけど、それ以外の推理小説はそれほど読んでない。 本作もすごく有名だけど今まで読んだことも、内容も全く知らず。 シャーロック・ホームズと似た雰囲気で、昔の推理小説という感じだけど、やはり犯人は?…

「誰も語りたがらない 鉄道の裏面史」

信楽鉄道の事故原因は、大括りでまとめられたものは記憶にあったが、こういうことだったのか、と驚いた。 緊急時の安全装置をわざと作動させて、足元の不具合を回避するという、「仕組みの不具合を運用でなんとかする」ということをやっていたとは…。 こうい…

「三体」

これだけ話題になっているSFとなると、さすがに読まずにいられず。確かに、ものすごく読ませる本で、何もかも忘れて読み続けたい状態になったほど。次が待ち遠しい!(3部作の第2部の日本語版が6月発売らしい) 以下、ネタバレあり。 真っ先に思い出したのは…

「現場力を鍛える」

「現場」という昔からあるものについて、その基本がまとめられている本。目新しいことが書いてあるわけではないし、聞いたことがある(それこそ新入社員研修とかで)ことばかりではある。 が、わかっていてもなかなかできないことが、まさに本書のテーマであ…

野村克也「プロ野球怪物伝」

年齢的に厳しいと思いながらも、もう一度ユニフォームを着て欲しかった野村克也氏が亡くなってしまった。本当に残念だ。 野村克也への想いは「巨人軍論」や「野村ノート」の書評に書いたので、改めては書かないが…。 数多くの「怪物」たちの中でかなりのペー…

「ウイルスは生きている」

連日COVID-19に関するニュースを目にしながら、そもそもウイルスと細菌って違うものだったっけ?(高校は物理と化学だったので…)などと初歩的なところからわかっていないことに気がついた。 本書のおかげでとりあえず、ウイルスがどんなものかはわかった。 …

男はつらいよ ぼくの伯父さん

途中から断念してしまった寅さんシリーズ。今さらだけど、最新作が気になって、満男編をみておかないと、ということで。 甥の満男(吉岡秀隆)が主人公で、青く空回りしがちな満男を寅さんが見守るという構図がよかった。 満男が思いを寄せる泉(後藤久美子…

怒りの荒野

荒削りなところはあるけど、どこか得体が知れず、緊張感を漂わしているリー・ヴァン・クリーフが素晴らしい。 主人公スコットとリー・ヴァン・クリーフ演じるタルビーの師弟関係の変化や、ガンマンの心得を振り返りながらの銃撃戦から最後の対決へ。往生際の…

マイケル・サンデル「それをお金で買いますか」

「これからの『正義』の話をしよう」も、ちょっと難解だった「民主政の不満―公共哲学を求めるアメリカ」も読んだはずだけど、ブログに感想を書いてなかったみたい…。 先の2冊では、マイケル・サンデル自身の主張が、どこか掴みきれなかったが、本書では意外…

100万ドルの血斗

ジョン・ウエイン演じる、大富豪で伝説の男、マッキャンドルの癖のあるキャラクターとボンボン息子たちとのやりとりは面白く、最後の決闘シーンもかなり緊迫感もあって、よかったのだが…。 以下、ネタバレあり。 ラストで犬が…!そして旧友の(はずの)ネイ…

Oculus Quest

ここ数年で一番、衝撃的で感動した製品だった! youtu.be VRゴーグルに一時期はまっていたが、可能性を感じることはできても、物足りなかった。 Oculus Questは発表時から興味あったけど「Facebookやしなぁ…」などと買う気にはなっていなかった。が、買った…

UPS

NASの保護のために使っていたUPS、OMRONのBZ50Tのバッテリ(一度交換していた)が突然死んでしまった。 交換バッテリはdisconになっていて、同じOMRONでよい後継機がないか、探したが見つからず。 以前、会社で一番安いモデルを買って(UPSというカテゴリで…

ワイルド・スピード/スーパー・コンボ

これまでも結構アホっぽいストーリーでも許せてきたのだけど、これは…厳しい。 わざとらしい二人の対立と協力、取ってつけたようなホブスのサモアの家族(要するに集団戦をやらせたかったために登場しただけ)とか、敵の目的が結局全然わからん(ウイルス本…

五人の軍隊

とりあえず、観た、というだけ。 突っ込む気すら出てこない、本当につまらない映画だった。 丹波哲郎演じる「サムライ」が意外に活躍するのは良かったけど、とにかくテンションが低い。ただ話の流れをすーっとなぞっただけのような。それで話も全然面白くな…

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

MCUで一つ観てなかった作品。やっと観れた! 以下、ネタバレあり。 あまり面白くなかった。この頃のMCU作品は結構ワンパターンだったのだな、と思ったのと、MCUの中で本作はあまりに雑に扱われていないだろうか?とも思った。 本作があまりよい出来ではなか…

スパイダーマン:スパイダーバース

映像がとにかくすごい。完全なカートゥーンタッチから、実写と見分けがつかないようなものまで、自由に行き来しながらたくさんの情報を詰め込んでいて、みているだけで不思議な感覚になる。 ストーリーも、スパイダーマンの王道である、成長や家族といったテ…

「火星の人」

オデッセイの原作。映画で感じた都合よすぎなところが、もう少し細かく解説されていて、あたらめてワトニーすげー!(特に嵐の大きさと方向を予測する問題を解くところとか)となった。面白かった。 ワトニーを救うために、最悪のシナリオと対策を設定しつつ…